過炭酸ナトリウムを使ったお洗濯については、以前にも縦型洗濯機編として詳しくご紹介しました。
この記事を踏まえて、今回はドラム式洗濯機の場合についてお伝えいたします!
ドラム式でも過炭酸ナトリウムは使えるのか?
結論から言いますと、使えます。
ですが、お家のドラム式洗濯機によっては、あまりおすすめできない場合もあります。
このあたりについてご説明しましょう!
過炭酸ナトリウムナトリウムのとその他のアルカリ剤の違いと言えば、殺菌&漂白効果。当ブログでも何度もお伝えしていることですね。
そして、その殺菌&漂白効果を十分発揮するには、洗濯をする水の温度を40度くらいまで上げて、20分程度漬け置きする必要があります。
漬け置きについては、漬け置きモードを備えているものもあるので良しとしましょう。もしなければ、運転を一時停止にして対処します。
問題は、40度のお湯です。
一番簡単なのは、入浴後の温かい残り湯を使うことです。
ですので、ドラム式洗濯機に「残り湯ポンプ」が内蔵されている場合は、比較的簡単に過炭酸ナトリウムの力を発揮することが出来ます。
また、お湯で洗うことの出来る機種もあるので、そういったハイスペックモデルでも過炭酸ナトリウムは使いやすいかと思います。
ただ、ポンプもついていない、お湯で洗うことも出来ないとなるとこれは少々面倒です。
縦型洗濯機の場合は、縦型なのでわりと簡単にお湯をためることができますが、ドラム式の場合はドラムが傾いていますので、手動で必要量のお湯をためること自体が難しいからです。
ある程度までいくと、こぼれちゃいますからね。
こぼれないギリギリのところまでお湯をいれて、あとはフタをしめて蛇口から水を足すことになります。
すると、当然ながら温度はかなり下がってしまうので、過炭酸ナトリウムの持つ殺菌&漂白効果は半減してしまいます。
こうなると、あえて過炭酸ナトリウムをお洗濯に使うメリットはあまり感じられません。
水でも多少の効果はありますが、アルカリ剤としての効果が主になると思っておいた方がよいでしょう。
以上の理由から、
もしくは、
・お湯で洗濯ができる
タイプのドラム式洗濯機の場合か、
・アルカリ剤の代用として使いたい
といった場合にのみ、過炭酸ナトリウムを使うメリットがあるのではないでしょうか。
過炭酸ナトリウムをドラム式洗濯機で使う方法は?
基本的には、縦型式洗濯機とあまり代わりありません。
ただ、ドラム式洗濯機は水の量が縦型式洗濯機にくらべ少ない場合が多いですので、過炭酸ナトリウムの分量だけは調節するようにしてみてください。
ぜったいこの量!というのではありませんが、
水30リットルに対し、30グラム程度
を目安に試していくのが良いと思います。
慣れてくると、大体このくらいがベストという分量がわかってくると思います!
ポイントは、過炭酸ナトリウムは洗剤投入口からではなく、洗濯物と一緒にフタ側から入れるということです。
また、色落ちしやすい衣類には直接触れないようにご注意ください。
後は、この記事の一番上にリンク貼ってある縦型洗濯機の洗濯方法を参考にしていただければと思います(´・∀・)ノ゚