過炭酸ナトリウムを使ったお洗濯を実践する前には、洗濯槽自体をお掃除することを強くおすすめいたします。
もちろん買ってまもない洗濯機なら問題ありませんが、何年もそのまま使っている場合などは注意が必要です!
過炭酸ナトリウムの効果により、洗濯槽の汚れが分解され、洗濯物に張り付いてそれはもうひどいことになります。。
ちなみに今回は、縦型ではなく「ドラム式」お掃除の方法を簡単にまとめてみました。
二層式のお掃除のやり方はこちらをどうぞ。
ドラム式洗濯機を掃除する時の注意点
いくつかドラム式ならではの注意点がありますので、まずはそのあたりをチェックしておきましょう!
日本のドラム式洗濯機のほとんどは洗濯槽が斜めを向いているので問題ありませんが、中には水平に取り付けてあるタイプも存在します。
このタイプは角度の問題で洗濯槽掃除をするのに必要なお湯をためることができません。
このタイプの場合は、過炭酸ナトリウムを使うのはやめてましょう!
これも日本のドラム式の場合はほとんど問題ありませんが、海外のドラム式洗濯機には融通のきかない機種もあります。
お洗濯が終わるまでドアが開かないというやつですね。
これだと途中で黒カビや汚れを取り除くことができませんので、色んな意味で不都合と言わざるをえません。
残念ながらこのタイプの場合も過炭酸ナトリウムは断念しましょう。
ドラム式洗濯槽のお掃除のやり方
それでは、簡単にやり方をご紹介しますね。
① 洗濯機が空っぽなのを確認
② 40度から50度のお湯をドア下ギリギリまで入れる
手を入れてちょっと熱いと感じるくらいが目安です。温度が低いと洗浄効果が下がりますのでご注意ください!
一応お湯を入れる前に、洗濯機の「耐熱温度」を確認しておいてくださいね。
③ 過炭酸ナトリウムを入れる
お湯10リットルにつき過炭酸ナトリウム100グラムを目安にしましょう。それほど神経質になる必要はありません。
④ 浸け置きコース or 洗い時間の長いコース
どちらでもかまいませんが、洗いだけで止めてください。水位は必ず最低を選ぶことをお忘れなく!
⑤ 黒カビ・汚れを取り除く
次第に洗濯槽の汚れが剥がれてお湯に浮いてきます。まるでワカメのようなペラペラのものや、黒い破片のようなものがあります。
目の細かい編みで出来るだけ取り除きましょう!
⑥ すすぎ&脱水
すすぎコースを設定して汚れを洗いながしましょう。汚れが激しい場合は、何度かすすぎ工程を繰り返してみてください。
すすぎの水がキレイになっていれば問題ありません。
⑦ フィルターの汚れを取り除いて完了
どうしても細かい汚れはついてしまいますので、忘れずに取り除いてあげましょう。
これでドラム式の洗濯槽掃除は完了です!
ひとこと。
過炭酸ナトリウムを使う時のポイントは、
の3点です。
初めて洗濯槽をお掃除する場合は自己流にせずに、これらのポイントを意識してみてくださいね。
清潔な洗濯機で、気持ちの良い毎日をお過ごしください♪